真夜中のドライブ

真夜中のドライブ*1

 

昨晩、12個も下の人生に悩める後輩と二人でドライブに行ってきました。いくつかの夜景スポットを回り、それぞれの箇所で夜景を眺めながら様々なことを語りあっていました。人生について、仕事について、これからの未来について...。そして悩んでいるその後輩に人生の先輩として、「生きてるって、こんなに素晴らしいことやぞ」ということを暗に含んでいろんな話や、自分の態度などで、思いっきり伝えたつもりです!

そして、12個も上の先輩がこんなにも人生を楽しそうに生きているのを見ると、おそらく後輩も安心するし、未来に希望が持てるはずです。しかも、その僕の言葉の数々はどれも本音で、決して相手にこう思わせたいなどという意図は含んでおりませんし、純粋なものです。

夜景スポットは山の上の牧場で、とても静かで月明かりが背後から照らす、風力発電の風車が静かにまわる山頂の牧場の様子はまるで、生後3か月の赤子を抱くバスローブ姿の松田聖子のようでした。

そんな景色を横目に見ながら車内で流す音楽はまたいつも以上に心に染みて、また格別のものです。後輩も、本当に嬉しそうで、連れてきて良かったなぁと思いました。ジュースホルダーにさした、じゃがりこも、いつも以上に塩気がきいておいしかったような気がします。

その後、団地を眺めたり(僕は団地好き)対岸の港に停泊している大型の船を遠目に眺めながら車内で聞く音楽に相変わらず心をうたれつつ、二人でただただしゃべり続けました。時計に目をやると、もう3時前…真夜中の静かな港で二人で過ごす不思議な時間、僕たちはまるで、レム睡眠とノンレム睡眠のはざまでゆらめくモンシロチョウのようでした。

帰宅し床についたのは、4時。人生においてかけがえのない時間を過ごした気がします。豊かさとは、こういったものなのではないでしょうか。

 

*1:怖いい話じゃないよ、まぁ怖い話も得意やけど。